プレママ必見!妊娠前から飲むべき葉酸サプリの徹底比較!

プレママが葉酸以外にも摂取しておきたい不足しがちな栄養素2つ

プレママが葉酸以外にも摂取しておきたい不足しがちな栄養素2つ


前回の天然葉酸と化学合成葉酸ではどちらがよいか、という記事では、赤ちゃんの先天障害リスクを下げるというエビデンス(医学的な証拠)がきちんとあって、吸収率の高い合成葉酸の方が優れている、ということをお話しました。

 

この記事では、他にプレママが不足しがちな、特に重要な2つの栄養素に関してお話をしたいと思います。

 

プレママにとって特に重要な不足しがちな栄養素:鉄分とビタミンB6

妊婦の方にとって重要な栄養素はたくさんあります。なぜなら、自分とお腹の赤ちゃんの二人分の栄養を取らなければならないですし、特にお腹の赤ちゃんは、脳や脊髄など、重要な器官が次々と出来上がる大事な時期ですから、体によいものはなんでも食べるのがベストだと思います。

 

ただ、サプリで補うという観点で見た場合は、なんでも取るという方針だと焦点がぼやけてしまうので、特に不足しがちで、それが不足すると深刻な影響を受けてしまうもの、という観点で、優先順位を絞って決めるのがよいと思います。

 

その観点でいうと、私は特に鉄分とビタミンB6の2つが不足しがちで、かつ重要になると考えます。その2つの栄養素に関して、これから説明をしたいと思います。

 

プレママに多い貧血の原因は鉄分が全く足りていないから


妊娠の、特に中後期にかけて多いのが妊婦さんの貧血。赤ちゃんの体を大きくしていかなければならない時期なので、栄養を運ぶ血がどうしてもたくさん必要になるのです。

 

ところが、現在の一般的な女性の食生活では、プレママに必要な鉄分が全く足りていないことが明らかになっています。

 

厚生労働省が出している資料で、「平成25年国民健康・栄養調査概要」というものがあるのですが、これによると、20歳〜39歳までの女性の1日の鉄分の平均摂取量が6.2mg〜6.7mgとなっております。

 

それに対して、同じく厚生労働省が出している「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、妊婦さんが1日に必要とする鉄分の量は、1日21mg〜21.5mgとなっています。

 

実に、約15mgも足りていないのです。全然足りていないのがわかりますね。同様にして他の栄養素も見ていくと、カルシウムも約250mg足りていなかったりと、ちょくちょく平均の栄養摂取量と、推奨摂取量が乖離しているものがいくつかあるのですが、その中でも特に鉄分の不足は深刻で、かつ貧血という具体的な症状となって現れることの多いものですから、葉酸に次いで、プレママの時期に意識して取るべき栄養素と言えるかと思います。

 

米国産婦人科学会がつわりの症状を抑える第1選択薬として推奨しているビタミンB6


日本では医者に行っても深刻に捉えられず、薬も出されないようなケースも多いようですが、つらい人にはつらいのがつわりの症状。妊娠6週目〜12週目くらいに起きる吐き気や嘔吐に代表されるものが、つわりの症状で、これがきっかけで妊娠に気が付く方もいます。

 

日本では、胎児への奇形のリスクを考慮して、つわりがひどくても漢方薬が出される程度だったりすることも多いのですが、米国ではビタミンB6とドキシラミンという睡眠薬の混合薬を処方されるのが主流となっています。

 

この薬は、米国で広く使用されていたものの、一旦は胎児の奇形リスクを考慮して発売が取りやめになったのですが、その後、膨大な臨床例から、つわりの症状緩和の効果はあるが、奇形リスクの増加はないということが立証されて、2014年に再発売されたという経緯があります。

 

この薬は、日本では発売されておりませんが、それぞれ単独の成分でもつわりに効果があることは、立証されており、米国産婦人科学会ではビタミンB6をつわり症状を緩和するための第1選択薬として推奨しております。

 

英語ソースになりますが、下記の米国産婦人科学会によるつわりの対応に関するFAQは参考になるかもしれません。
Morning Sickness: Nausea and Vomiting of Pregnancy
この中で最も重要な一文を抜き出すと、
"Vitamin B6 is a safe, over-the-counter treatment that may be tried first."
ということで、ビタミンB6は安全でまず最初に試すべきOTC薬(市販薬のこと)である、と記載がされております。

 

では、具体的にどれくらいの量を摂取するのがよいかというと、上記米国で使用されている薬の処方量を参考にするのがよいかと思います。

 

この薬は1錠にビタミンB6が10mg含まれており、通常は寝る前に2錠飲むものですが、最大で朝と昼にも1錠づつ飲んでよいものとなっておりますので、1日20mgから40mgが、この薬によるビタミンB6摂取量となります。

 

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」という公的文書によると、ビタミンB6のサプリによる1日の上限摂取量は45mgと記載があるので、ビタミンB6は1日20mg〜40mg摂取することができれば、摂り過ぎのリスクもなく、つわりのつらい症状にも適切な対処ができると言えるのではないかと思います。

 

 

以上、葉酸の他にプレママにとって特に重要な2つの栄養素についてご紹介しました。結論をまとめると、合成葉酸400μg、鉄分15mg、ビタミンB6を20mg〜40mg取れるものがあればベターで、カルシウムも250mg取れるものがあればなお良し、ということになろうかと思います。

 

これを踏まえて、次のページでは、有名どころの葉酸サプリを具体的に比較して、おすすめをまとめていこうと思います。